『らせん』 鈴木光司
- 作者: 鈴木光司
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 1995/08/03
- メディア: 単行本
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ご存知、リングの続編です。
しかし、前作とはかなり趣が違います。
『リング』はまさにオカルトホラーな感じでしたが、
『らせん』はオカルトを科学してるんですよ!
ビデオを見たら貞子の呪いで死ぬという設定はいかにもオカルトなんですが、
この話ではビデオを見ると「リングウイルス」に感染して、
1週間後に頚動脈に腫瘍ができて死に至るんです。
DNAの話とかが出てきて、かなり筋の通った話の展開なので、
おもわず引き込まれて、あっという間に読んでしまいました。
これは「ホラー」じゃありません。
むしろ「ミステリー」だけど、その枠には収まらない話です。
意外と面白かったので、今度はそのまた続編の「ループ」も読んでみたいです☆