『死にぞこないの青』 乙一

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)

死にぞこないの青 (幻冬舎文庫)


またまた乙一です。
今度はかなり深刻なお話です。


主人公はちょっと内気な小学校5年生の男の子。
新しいクラスの担任の先生は爽やかな新任の先生で、サッカーが得意で、生徒からも保護者からも人気があります。
そんな先生から主人公はとある事件をきっかけにしていじめられるようになってしまいます。
そしていつしかクラスのみんなも主人公を避けるようになってしまいます。
そんな主人公の前に「死にぞこない」の男の子が現れて…


読後感はなかなかひどかったのです。
かといって、つまらなかったわけではありません。
実際に起こりうるような話で、読んでて切なかったです。