『赤い指』 東野圭吾

赤い指

赤い指


赤い指


犯罪を超えたその先に、
本当の闇がある。
二日間の悪夢と、
孤独な愛情の物語。


上の文章は帯からの引用です。
読み終えると、この帯の言葉の深い意味がわかります。
そして、『赤い指』というタイトル。
このタイトルは作品のすべてを象徴しています。
読み終わったときの印象は、


すごすぎる。


圧倒されてしまいました。
東野圭吾は天才だと思います。
まさかこんな結末が待ち受けているとは思いませんでした。
この話はミステリーであるのでしょうが、
東野圭吾の作品は決してただのミステリーでは終わりません。
この作品の本当のテーマは「家族愛」だと思います。
読み終わったあと、いろいろと考えさせられました。
一読の価値ありです。