『失はれる物語』 乙一

失はれる物語 (角川文庫)

失はれる物語 (角川文庫)


これまでに読んだことがないはずなのに、なぜか読んだことがあると思ったら、
6話中で4話は別の本で読んだことがある本に掲載されていました。
(ちなみに『きみにしか聞こえない』と『さみしさの周波数』)
個人的には5作目の「しあわせは子猫のかたち」が一番よかったです。
人付き合いが苦手な青年と、幽霊になった少女と、少女のかわいがっていた子猫のほのぼのとした物語です。
最近読んだ乙一は「黒乙一」が多くて、「白乙一」は久々でしたが、
どちらもおもしろいと思います。
まぁ個人的には黒いほうがすきなんですけどねw