『泥流地帯』 三浦綾子

泥流地帯 (新潮文庫)

泥流地帯 (新潮文庫)


「清貧」という言葉の素晴らしさを思い出させてくれる本でした。


水呑み百姓の家に生まれた主人公は、いくつもの苦労をしょい込みます。
それでも愚痴一つ言わずに真面目に働きます。
愚痴ばかり言ってり私とは大違いです。
心根が真っ直ぐだというのは素晴らしいことです。


現代人は古きよき時代の日本の心を忘れてしまったんだなぁ。