『幼な子われらに生まれ』 重松清

幼な子われらに生まれ (幻冬舎文庫)

幼な子われらに生まれ (幻冬舎文庫)


互いに再婚の夫婦の間に子供が生れることになった。
それをきっかけとして今まで隠れていた家族の軋轢が明らかになり…。
子供が生れるまでの衝突と和解を描いた小説。


しかし、血のつながりとはそれほどに大事なものなのか?
家族とはそんなに大切なものなのか?
よくわからない。
でも、私にとっては会って当たり前の家族だけれど、
その当たり前が当たり前でなくなった時に、
家族の大切さが身にしみてわかるのだろうか?