『盗作』 飯田譲治・梓河人

盗作(上)

盗作(上)

盗作(下)

盗作(下)


読みはじめからなんとなく面白そうな予感があったけれど、
期待を裏切らない面白さだった。
主人公は平凡な女性、彩子。
ある日、神がかり的な状態で1枚の絵を描き上げる。
それは見る人に大きな感動をもたらし、
ついには著名な画家の賞に応募されるが…。


たとえ悲しい未来が待っているとしても、
それでも作らずにはいられない衝動。
こんな能力を持ってしまった人は、幸せなのか、不幸なのか…。