『酸素は鏡に映らない』 上遠野 浩平

酸素は鏡に映らない (ミステリーランド)

すっごく久しぶりに上遠野さんの本を読みました。
昔はまってたブギーポップシリーズを書いてた人。
ライトノベルじゃなくてハードカバーだからどんな作品なんだろうと思って、
思わず手に取ったものの、内容はいつもどおりでしたｗ
ブギーポップは現れないけど、シリーズ中の登場人物がばんばん現れてきてて、
これはシリーズ読んでない人には小ネタがわからないだろうなぁ。
しかし、思いがけずメインの人物が現れたりしてうはうはｗ
1時間半くらいで軽く読めたけど、楽しかったです。
それで思わずブギーポップをwikipediaで調べてみたら、
案外シリーズをほとんど読んでいるみたいでびっくり。
もう一度全部読んでみても面白いかもなぁ。
ライトノベルは卒業したつもりだったけど、この人はそれでもやっぱり面白い。
この独特の文体がたまらない。
なんだかよくわからないけれど、思わず納得してしまうようなわからなさ。
しかし、シリーズ始まってからもう10年になるのか…。
時がたつのって早いなぁ。